企業だからこそ停電時のトラブル対策が必要
ハードディスクには、急な電源断に対して、物理的なハードディスク クラッシュが起きないような機構が組み込まれています。
これは、突然電源が落ちた時に、余電を使ってハードディスクのヘッドをシッピングゾーンに逃がし、物理的なクラッシュを防ぐというものです。
しかし、データを書き込んでいる最中に停電が起きた場合、物理的にはハードディスクを保護できても、書き込み中のデータは消失してしまい、タイミングが悪ければ、そこに論理的な障害ができてしまいます。
個人ならば、あちゃ~、しょうがないで済ませられることも、企業内のデータではそれが死活問題になってしまいこともありますよね。
そんな時に頼りになるのがUPS(無停電電源装置)と呼ばれる装置です。
一言で言ってしまえば「バッテリーのオバケ」といった感じでしょうか。
さらに長時間運転するために、発電機が付いたものもありますが、ここまでの必要性はないでしょう。
停電が起きて、ハードディスクへアクセスが完了してからパソコンをシャットダウンするまでの数分間、この数分間に電源供給がデータ保護のためにどれくらい大事かということです。
私が使っているのは「APC UPS BR900JP RS 900 無停電装置(UPS)」
約3万円ほどで購入しました。
個人で使うにはちょっと贅沢かなとも思いましたが、いままで、1万円程度のUPSを何台か買ってきて、あまり満足できず、やっとまともな製品に出会えたという気がしています。
安物は安物なりといった感じでした。
これならば、PC3台繋いで15分以上は持つようです。
これだけ、踏ん張ってくれれば、停電時のデータ消失にも対応できますね。
何かあったときの保険に、決して無駄な投資ではありませんよ!
カテゴリー:3. HDD クラッシュ 予防策
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