とにかく何が何でもデータを復旧させたい場合
例えば、クラッシュしたのが企業のパソコンで、お金を使ってでも救出したいデータがある場合、
この場合だけは、個人で色々と試す前に業者に依頼することをおすすめします。
個人で、何度も再起動を繰り返したりしているうちに、そのまま業者に出せば救えていたかもしれないデータさえも消失してしまう可能性が高いからです。
初期調査費無料の日本データ復旧サービスセンターは、私が愛用しているデータ復元ソフトウェア【ファイナルデータシリーズ】
を販売している会社です。
ハードディスク クラッシュのデータを復旧させることをサルベージと言います。
通常の方法では読み出せないハードディスクから、データを読み出すためには専門的な技術が必要です。
私がハードディスクの技術者だった頃、書き込み後の媒体の状態を見るために、中の媒体を取り出すときは、無塵のクリーンルームを使って作業しました。
おそらく、技術のある業者は、当然それに相当する設備で作業をしていることと思います。
こういった設備の投資の差が料金の差にも表れているのかなと思います。
サルベージを行う業者の技術力も一定ではないので、値段だけで決めるのだけは避けたいものですね。
ごく軽度の復旧作業で数万円、百万越えの作業料なんて話も聞いたことがあります。
こうならないためにも普段のバックアップが大事なんですね。
そうは言っても、ハードディスク クラッシュしてしまったら後の祭り・・・
少しでも多くのデータを救出することを考えます。
まず、ハードディスクの様子がおかしいと感じたら、まずは落ち着いて一呼吸。
このハードディスクにはどんなデータが入っていただろうか、バックアップを取っていないデータはなかっただろうか、よく考えてみましょう。
電源を落としたら、2度と起動できない可能性も考えて、無事なデータの退避を最優先に考えてください。
ここで、お金が掛かっても取り戻したいデータがあるのであれば(企業ならそういうこともあり得ますね)、電源を切った後は自分で何とかしようと考えず、業者に依頼した方がよいでしょう。
個人で復旧を試みて、何度も何度も再起動を繰り返しているうちに、救済できたかもしれないデータまで失う可能性もあります。
サルベージするのにかかる費用を、そのデータの価値を比べて、それでも救いたいと思ったら、もう自分ではそのハードディスクはいじらずに業者に渡す、これが一番いい方法です。
逆に、惜しいデータではあるが、そこまでの価値はない。
ということでしたら、自己責任で復旧を試みるのがいいと思います。
カテゴリー:1. HDD クラッシュ 対処法
トラックバック(0)
http://nikonikoclub.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/5
コメントを投稿する
Powered by
Movable Type 3.35