セーフモードで試してみよう
ハードディスク クラッシュしてしまった場合の対処法は、正常なデータを救うことです。
ウインドウズが立ち上がらなくなってしまった場合、そのハードディスクは正常に動作するマシンに繋いでデータを読み出す必要があります。
この方法は後述する「ハードディスクが完全に故障していない時のデータ救出法」で説明することにしますが、この方法を実施する場合は、別に動作するマシンを準備するか、新しいハードディスクを用意して、新たにOSをインストールしなくてはなりません。
現在、使用しているハードディスクから必要なファイルを退避させた後、そのハードディスクをフォーマット、新規にOSをインストールするという方法が試せますので、何とかウインドウズを起動できないかと考える方もいらっしゃるでしょう。
こんな時、試してみる価値があるのがセーフモードによる起動です。
セーフモードというのは、ウインドウズに余計なデバイスを組み込まずに、身軽な状態でウインドウズを起動するモードです。
クラッシュした場所次第ではセーフモードで起動できる可能性も残されていますので試してみる価値はあるでしょう。
■セーフモードの起動方法
パソコンの電源を入れると、まずはBIOSの動作画面(メーカー製の場合は、メーカーのロゴが表示されていることもあります)が出た後、ウインドウズの起動処理に入ります。
このウインドウズの起動中に F8キー を押し続けると、ウインドウズのセーフモードの選択メニューが表示されます。
ここで「セーフモード」を選択し、ウインドウズが立ち上がるかどうか確認してみましょう。
ウインドウズが起動したら、ファイルの救出を最優先に作業します。
残念ながら、ウインドウズの起動に至らなかった場合は、そのまま電源を落とし、何度も再起動を試さないようにします。
しつこく再起動を繰り返しても、ハードディスクが直ることはありません。
むしろ、症状を悪化させ、救えたはずのデータまで失ってしまうことになりかねません。
カテゴリー:1. HDD クラッシュ 対処法
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