ハードディスク クラッシュは必ず起きるものです
多くの方が勘違いしていることがあります。
それは、ハードディスクは普通に使っていれば、ずっと問題なく使えるものだという考え方です。
いつかはハードディスクはクラッシュしてしまうものだ!ということを忘れてはいけません。
それは、遅かれ早かれ、必ずやってくるものなのです。
それが、半年後なのか、10年後なのか、それは、あなたのメンテナンスと運次第です。
ハードディスク クラッシュの原因は様々です。
ハードディスク クラッシュしたハードディスクを分解調査したなかで、もっとも多い原因は打痕(だこん)があるものでした。
これは、ハードディスクをパソコンなどに実装する前、あるいは実装する時に、ハードディスク本体に衝撃がかかり、ヘッドがハードディスク内のディスクにぶつかったことによるものです。
電源が入っていない場合、ヘッドは記録面ではないゾーン(シッピングゾーン、またはランディングゾーン)に退避しているので、記録面にキズが付くことは少ないのですが、ハードディスクのヘッド自体も非常に繊細なものなので、このヘッドがダメージを受けてしまい、ヘッドの電気特性が大きく低下してしまうことがあります。
また、物理的な破損、これはサーボ系やスピンドルモーターなど、実際に稼働している部分の故障で、この故障が原因で稼働中にヘッドが媒体に接触、致命的なハードディスク クラッシュに至る場合もあります。
あまり多くはありませんが、ハードディスクの基盤の故障により全く動作しなくなることもありました。
でも、やっぱり、ダントツに多かったのはヘッドと媒体の接触によるハードディスク クラッシュでした。
このサイトでは、実際にハードディスク クラッシュが起きてしまったときの対処法や、そうなる前にやっておきたい予防策、予算があれば是非やってみたいRAIDシステムによるデータ保護などについて解説します。
カテゴリー:4. HDD クラッシュ 基礎知識
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